中期計画
「11-13中期計画」では、「10-12 中期計画」で掲げた経営方針である「革新への挑戦」、「活力ある企業風土の創造」、「持続的な成長」に基づく基本戦略を継続して実施していきます。「新たなタケダへの変革」に向けたアクションをさらに加速する、具体的戦略のポイントは以下のとおりです。
1. 革新への挑戦(Innovation)
タケダは、アンメットメディカルニーズ(いまだに有効な治療方法がなく、満たされていない医療ニーズ)が高く、より大きな成長が見込まれる領域にフォーカスする考えに基づき、疾病予防と根本治療に貢献する画期的な新薬の創出と、治療パラダイムの転換に挑戦します。重点疾患領域については、従来の「代謝性疾患(糖尿病・肥満)」、「癌」、「中枢神経疾患」に加え、新たに関節リウマチ、潰瘍性大腸炎などの「免疫・炎症性疾患」にも経営資源を投下していきます。
パイプラインについては、競争力のある開発品に経営資源を集中投下するとともに、各国規制当局の動向を的確に捉え、適切に対応することで、後期開発品の確実な承認取得につなげていきます。
また、研究開発生産性の向上には、引き続き重要課題と認識しています。2011年4月には、医薬研究本部の組織を改変し、疾患領域研究を担う組織にリソース活用の責任と権限を一元化しました。これにより、疾病領域単位での機動的な研究活動を進め、競争力のある初期課題を充実させていきます。
2. 活力ある企業風土の創造(Culture)
「Innovation」を実現するためには、それに挑戦する人材と企業風土の醸成が必要です。グローバルに活躍できる人材を獲得・育成するととともに、日本の本社のグローバル化を推進し、多様性の中で活き活きと働ける職場環境を創っていきます。
同時に、グローバルレベルでコンプライアンスの徹底を図るとともに、CSR活動や環境経営への取り組みに注力し、社会的責任を果たす企業として努力を続けていきます。
3. 持続的な成長(Growth)
タケダは重点領域を中心に、新たな事業機会への積極的投資を継続的に実施するとともに、大型成熟品を中心とした製品構成から、多様な製品ラインアップへとシフトを進め、売上最大化を図る施策を展開していきます。
日本市場では、2型糖尿病治療剤「ネシーナ」を伸長させ、早期に糖尿病関連の治療薬全体で売上高1,000億円を達成します。また、癌、中枢神経疾患、免疫・炎症性疾患領域についても、新製品の販売を通じて製品ラインアップを充実・強化していきます。
米国市場では、プロモーションの効率性を高めながら、高血圧症治療剤「イダービ(一般名:アジルサルタンメドキソミル)など新製品を着実に市場浸透させ、成長ステージにある「ユーロリック」、「デクスラント」、「ベルケイド」などの製品の売上最大化を追求します。
アジア市場については、中国におけるプレゼンスの拡大が喫緊の課題と捉えており、積極的な投資を行うことで、急成長を可能とする体制構築を加速します。
欧州および成長著しい新興国においては、ナイコメッド社の基盤をフルに活用してグローバル化を大幅に加速します。
株価
02/03 15:00 更新
(東証一部)
- 現在値
- 3,320 円
- 前日比
- -15 円
- 情報提供:
- 時事通信社
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