コーポレートガバナンス
コーポレート・ガバナンスの考え方

タケダでは、「優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する」という経営理念のもと、グローバルに事業展開する世界的製薬企業にふさわしい事業運営体制の構築に向け、健全性と透明性が確保された迅速な意思決定を可能とする体制の整備を進めるとともに、コンプライアンスの徹底を含む内部統制の強化を図っています。これらの取り組みを通じて、コーポレート・ガバナンスのさらなる充実を目指し、企業価値の最大化に努めてまいります。
経営体制
タケダでは、取締役会においてタケダグループの基本方針を定め、その機関決定に基づいて、経営・執行が行われる体制をとっています。また、多様化する経営課題に機動的かつ迅速に対応し、グローバル運営を強化・推進するため、研究開発機能、米欧販売機能、アジア販売機能および経営管理機能にかかわる統括職を設置しています。さらに、各統括職を含む経営幹部によって構成される業務執行会議を定期的に開催し、重要な経営課題を検討するなど、各機能間の一層の連携とより迅速で柔軟な業務執行が推進され、事業が円滑に運営される組織・体制を構築しています。
内部統制体制の概要図

タケダでは、取締役会を「会社経営の意思決定を行うと同時に、業務執行を監視・監督することを基本機能とする機関」と位置付けています。取締役会は取締役8名から構成され、原則月1回の開催により、経営に関する重要事項について決議および報告が行われています。
タケダでは、当社事業に精通した取締役会メンバーと社外を含む監査役により、効率的で透明性の高い事業運営体制を推進してまいりました。しかしながら、グローバルでの事業展開が急速に進むなかで、環境変化に柔軟に対応し持続的成長を果たしていくため、グローバル事業の経験が豊富な社外の有識者からのご意見を積極的に取り入れ経営に刺激と緊張感をもたらすことが、業界の常識にとらわれないイノベーションの推進につながると考え、社外取締役制度を採用いたしました。
また、タケダでは、グローバルに事業を展開していくうえで直面しうるあらゆるリスクについて、各基本組織の責任者が担当領域ごとに管理するとともに、そのリスクの程度・内容に応じた回避措置・最小化措置を行う体制をとっています。
さらには、「タケダグループ経営管理ポリシー」および「関係会社管理のあり方」に基づき、グループ各社の役割・責任を明確にするとともに、定期的な内部監査やコントロール・セルフ・アセスメント(CSA)プログラム※等の実施により、グループ各社における法令遵守ならびに適正な事業運営を確保しています。
※各社・各部門の責任者が内部統制の状況を自己診断し、改善計画の実行を約束したうえで、その適正性について宣誓するプログラムです。タケダでは、経営者による財務報告にかかる評価・確認の根拠としています。
監査体制
組織形態は監査役設置会社です。タケダでは、監査役の重要な会議への出席や重要な文書の閲覧権限などを「監査役監査規程」として定めることにより、監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制を整備しています。なお、経営の透明性向上については、社外監査役2名(監査役4名中)による監査が十分に機能していることから、経営監視機能の客観性・中立性が確保されていると考えています。また、会計監査人はあずさ監査法人が担当しています。