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タケダは、「優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する」という経営理念のもと、グローバルに事業展開する世界的製薬企業にふさわしい事業運営体制の構築に向けて、健全性と透明性が確保された迅速な意思決定を可能にする体制の整備を進めるとともに、コンプライアンスの徹底を含む内部統制の強化に取り組んでいます。
取締役会においてタケダグループの基本方針を定め、会社としての機関決定を行い、その機関決定に基づいて、経営・執行全般が行われる体制をとっています。2009年度に研究開発機能、海外販売機能および経営管理機能にかかわる統括職を設置し、また、経営戦略および経営上の重要案件の審議を行う経営会議と、業務執行上の重要案件の審議を行う事業担当部長会を再編・統合し、経営幹部によってこれらの重要案件の審議を行う「業務執行会議」を新たに設置するなど、各機能間の一層の連携とより迅速で柔軟な業務執行が推進され、事業が円滑に運営される組織・体制の再編を実施しました。
研究開発統括職
グローバルでの研究・開発・CMC(Chemistry Manufacturing and Controls、製剤化・工業化・品質管理)・知的財産機能を統括し、機能間の強固な連携による機動的な活動を実現することで新薬創出の成功確率やスピードの向上を推進します。
海外販売統括職
米州、欧州、および日本を除くアジアにおける販売・学術・マーケティングを統括し、販売力強化とプレゼンス拡大を推進します。
経営管理統括職
コーポレート機能(人事部、経理部、法務部、コーポレート・コミュニケーション部)を統括し、事業の急速なグローバル化を進めるタケダグループの最適な事業遂行をサポートします。

タケダでは、取締役会を「会社経営の意思決定を行うと同時に、業務執行を監視・監督することを基本機能とする機関」と位置付けています。
取締役会は原則月1回開催し、経営に関する重要事項について決議および報告を行っています。
執行については、医薬品事業・社内の状況を熟知した人材を中心とした機関構成とすることで、タケダの目指す迅速で効率的な事業運営体制を構築できると考え、社外取締役は選任していません。
当社は監査役設置会社です。監査役の重要な会議への出席や重要な文書の閲覧権限などを「監査役監査規定」として定めることにより、監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制を整備しています。
社外の人材の活用による経営の透明性の向上については、社外監査役による監査が十分に機能していることから、経営監視機能の客観性・中立性が確保されていると考えています。
当社は、グローバルに事業を展開していくうえで直面しうるあらゆるリスクについて、各基本組織の責任者が担当領域ごとに管理するとともに、そのリスクの程度・内容に応じた回避措置・最小化措置を行う体制をとっています。
さらには、「関係会社管理のあり方」および「タケダグループ経営管理ポリシー」の策定を通じて、グループ各社の役割・責任を明確にするとともに、定期的な内部監査やコントロール・セルフ・アセスメント(CSA)プログラム[※]等の実施により、グループ各社における法令遵守ならびに適正な事業運営を確保しています。
[※]各社・各部門の責任者が内部統制の状況を自己診断し、改善計画の実行を約束したうえで、その適正性について宣誓するプログラムです。タケダでは、経営者による財務報告にかかる評価・確認の根拠としています。